1989 300ZX TwinTurbo

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フェアレディーZ 300ZX ツインターボTバールーフ 2シーター
89年モデル 1989/8-1993/6

1989年7月10日、待ちに待ったフェアレディーZの発売。アメリカでは先行発売されていたから、スタイルは分かっていた。もっとも、そんな事はどうでもよく、モデルチェンジしたら絶対に買うつもりでいた。16日に注文を入れたが、ツインターボ2シーター、値引きは3万、130の下取りが45万・・・オプションは本皮以外全て装着、初めての新車だし、絶対に妥協はしたくなかった。

やっぱりオプションを付けただけ有って、納車まで一月半、9月2日納車。

仕事帰りには必ず乗り回し、Z32との楽しい日々が続いたが、最初の不幸の訪れは早かった。納車から5日後の夜、いつものように駐車場へ車を取りに行くと・・・・・・・

やっぱ新型だと僻む奴がいるのか、フードと左右のドアに悪戯が。駐車場は立体の2階なのに。

復帰後は駐車場をタワー型に換え、悪戯防止。まぁ、その頃になればZ32も結構街で見掛けるようになって来たが。

憧れていた2シーター。でも、それまでは友達同士では自分の車で出かけるようになっていたのだが、如何せん二人乗り。以来友達とも疎遠になって、一人で出かける事が多くなる。そうなるとそれまでは余りやら無かった改造に手を出すようになる。まぁ、その時に回りに影響されてってのも有るけどね。マフラー、エアクリ、足回り。でも基本はエンジンには手を入れない。

そんなころ、首都高が自分の走りのステージになって来てた。某ビデオに影響されたのは言うまでも無い。赤いDRに乗ってやつもいたし。

暫くしてFASTと出会う。

オーナーズクラブと言うのは、初めはちょっと抵抗が有ったのだが、参加して思った。こんなに気持ちの良い物はないなって。数十台のZが隊列を組んで走る様は、形容のし難い物が有る。これはそこにいる人にしか分からないのだろうな。

Zと言う車が好きで、S130を買い、そしてZ32へ。この車で自分の以後の人生が決まったような気もする。

「ずっとZ」その言葉言えるように。

そんなZとの別れは雨の6月に起こった。悪魔の日、6月6日。


スペック表

エンジン
VG30DETT DOHC・V型6気筒 2960cc ECCS ターボチャージャー付
280ps/6400rpm 39.6kgm/3600rpm
トランスミッション
5速フロアシフト RS5R30A
ファイナルドライブ
R230V(ビスカスLSD付) 3.692
サスペンション
4輪マルチリンク式独立懸架
リヤSUPER HICAS付
ブレーキ
フロント4ポットアルミキャリパー
OPZ25VA(VG30DETT)
280/30(外径/厚さ,mm)
リヤ2ポットアルミキャリパー
OPZ11V297/18(外径/厚さ,mm)
タイヤ&ホイール
225/50R16 92V 16X7.5JJ オフセット45
ディスボペック
全長-4310mm
全幅-1790mm
全高-1250mm
車重-1570)kg
ホイールベース-2450mm
トレッド/フロント-1495mm
    /リヤ  -1535mm
最低地上高-130mm

改造ポイント大してやってませんが・・・
エンジン
点火時期5度進角(う-ん、マニアック)
HKSパワーフロー
リーガルマフラー(お約束かな)

サスペンション
タナベプレセディオサス・KYBクライムギヤ(お気に入りの足)

ブレーキ
イマージュブレーキパッド(鳴かずに止まる)
MC後用風導板(ホイールが滅茶苦茶汚れた)

ホイール
ジウジアーロ GG72F 16X8.5JJ RE71 225/50-16(当時あまり見かけなかった)

ハンドル他
ナルディ スピード
NAVANシフト惟
コーナリングランプ
ヨーロッパ仕様ウインカーレンズ、等々


© 美龍 2018